コールフローとは? 着信呼に対する処理の流れ(コールフロー)を設定します。
コールフローの設定は、処理の順番、処理の内容がより視覚的にわかりやすいようにフロー図形式で表示・編集することができます。
一覧項目
コールフローID
当該コールフローのID
クリックで当該コールフローの編集画面に遷移します。
コールフロー名
当該コールフローの名称
内容
当該コールフローの内容の説明
業務名
当該コールフローに関連付けられている業務名(関連付け業務がない場合は空白)
最終更新日時
設定を更新した最新の日時日付の形式は以下の通りです。
yyyy/mm/dd hh:mm:ss

※追加編集やソート、一覧表示件数などの他画面と共通部分の仕様はこちらをご確認ください。

 

 

新規追加・変更

①サイドメニューから[電話]を選択し、上部タブにて[コールフロー]を選択してください。

 

②[追加]を押下してください。
 変更の場合は変更対象のコールフローIDを押下してください。

 

③コールフロー名を入力してください。

使用可能文字: 英数字、全角、記号
文字数制限: 20文字以内

 

④内容を入力してください。(任意)

使用可能文字: 英数字、全角、記号
文字数制限: 1024文字以内

 

⑤コールフローを設定してください。

  • コールフローオブジェクトを画面上にドラッグアンドドロップすることで、オブジェクトの配置が可能となります。コールフローオブジェクトは右上のを押下すると表示されます。
  • 初期状態は「コールフロー開始」のみ配置されています。
  • 各オブジェクトの表示内容は、基本的にアイコンと選択した内容(アナウンス名や営業時間名等)の主な項目のみです。
  • 詳細な設定項目があるものは、オブジェクトをクリックすると表示されるポップアップ内で入力を行います。
  • 画面上に配置できるコールフローオブジェクトの階層数には上限はありません。
  • 処理の流れに沿ってオブジェクト間を矢印で繋ぎます。
  • 分岐のあるものはその分岐条件を設定画面上に表示します。
  • オブジェクトを右クリックすると表示される「×」ボタンを押下することでオブジェクトが削除されます。

1. 画面右にあるを押下してください。 

 

2. コールフローオブジェクトを画面上にドラッグアンドドロップして、コールフローオブジェクトの配置をしてください。
ctrlキー+マウスホイールを上下に動かすことで、コールフロー表示エリアの拡大・縮小ができます。

各オブジェクトについては下記をご参照ください。

カテゴリ オブジェクト名 説明
開始・終了
フローの開始を示すオブジェクト
新規コールフロー作成時にデフォルトで配置されており、このオブジェクトからフローを繋げていきます。
フローの終了を示すオブジェクト
フローの終了時に本オブジェクトを繋げます。
判定・分岐 営業時間設定または臨時営業時間設定で設定した時間判定に対し、時間内かどうかの判定を行うオブジェクト

〔設定項目〕
時間判定リスト: 使用する時間判定をプルダウン選択します。

着信呼の番号が特定の番号タイプ、もしくは番号であるかを判定するオブジェクト

〔設定項目〕

タイプ選択: 「非通知番号」「SMS送信可能番号」「番号リスト」からラジオボタン選択します。番号リストは設定済みアドレス帳に登録されている番号かどうかを判定します。
電話番号: アドレス帳リスト一覧からプルダウン選択します。「番号リスト」選択時のみ項目が表示されます。
以下の判定項目に対して設定した数値以上かどうかを判定するオブジェクト
同時着信判定: 着信呼数が設定数以上かどうかを判断する
待ち呼判定: 待ち呼数が設定数以上かどうかを判断する
ログイン判定: ログイン数が設定数以上かどうかを判断する
受付可判定: 受付可ユーザー数が設定数以上かどうかを判断する

〔設定項目〕
判定タイプ選択: 上記判定タイプからプルダウン選択します。
判定数入力: 判定基準となる数値をテキスト入力します(数字/3文字まで)。
スキル: どのスキルに対して判定を行うかをプルダウン選択します。
※同時着信数に関しては業務全体に着信している数で判定する為スキル選択項目は表示されません。
架電者に番号をプッシュさせ、その番号によってフローを分岐させるオブジェクト
〔設定項目〕
番号選択アナウンス: 番号選択を促すアナウンスをプルダウン選択します。
タイムアウト: 番号選択のタイムアウト時間をプルダウン選択します(1~60秒)。
タイムアウトアナウンス: タイムアウト時に流すアナウンスをプルダウン選択します。
入力誤りアナウンス: 架電者が番号入力を誤った際に流すアナウンスをプルダウン選択します。
アナウンスループ回数: 番号入力がされずタイムアウトとなった場合、もしくは誤った番号が入力された場合にアナウンスをループする回数をプルダウン選択します(1~10回)。
IVR番号: 架電者にプッシュさせる番号をプルダウン選択します(0~9、*、#、ループ後から複数選択可)。ここで選択した番号でオブジェクト右側に各番号の端子が表示され、その先のオブジェクトと接続させることで各番号のフローを分岐させることが可能です。
ループ後を選択した場合はL端子()がオブジェクト上に表示され、ループ回数を過ぎた呼を処理するフローを追加できます。
※ループ後のフローを設定しない場合、指定回数ループ後該当の呼は切断されます。
※2023/12/05以前に作成されたコールフローにおいて本設定を行う場合には、コールフロー編集にてIVRオブジェクトを新たに配置し直してください。
設定例はこちらをご覧ください。
設定した秒数だけ着信呼を待機させるオブジェクト

〔設定項目〕

時間入力(秒): 待機時間をテキスト入力します(数字/3文字まで)。
呼が通過するたびにカウント数と滞在時間(平均、最大、最小)が集計できるオブジェクト

〔設定項目〕

文字入力:カウント名をテキスト入力します(20文字まで)。
※&,'”?=は使用できません。
振り分け先
着信呼を切断するオブジェクト

〔設定項目〕
切断タイプ: 「ハングアップ」「ビジー」からプルダウン選択します。
※切断時の切断音が異なります。
※架電先が通話中の際に迂回設定を行う場合は、「ビジー」を設定します。ただし、この設定は迂回先の電話回線が「SIPコード:486」を話中時迂回の信号として受け取れる場合に限られます。

着信呼に対し外線転送を行うオブジェクト

〔設定項目〕
外線番号: 転送先番号をテキスト入力します(数字/19文字まで)。
※本設定にて発信者通知番号の指定はできない為、紐づいている業務の最上位に登録されている発信者通知番号を使って発信が行われます。

※本設定を入れた場合、リアルタイムレポート>ユーザレポートの「着信数」にはカウントされません。

スキルを指定し、該当のスキルへ呼を落とすオブジェクト

〔設定項目〕
スキル: 着信呼を落とすスキルをプルダウン選択します。
※スキルオブジェクトの後に続くオブジェクトを設定した場合、スキル内で待ち呼タイムアウトした場合のみ後続のオブジェクトに進みます。

留守番メッセージを架電者に登録してもらうオブジェクト
メッセージが登録されたら連絡先メールアドレスにメールが送信されます。

〔設定項目〕
留守電アナウンス: 留守番メッセージ登録を促すアナウンスをプルダウンから選択します。
連絡先メールアドレス: 留守番メッセージ登録の通知メールの宛先となるアドレスをテキスト入力します(英数字、記号/256文字まで)。

アナウンス再生を行うオブジェクト

〔設定項目〕
アナウンス: 再生するアナウンスをプルダウン選択します。

SMSサービスと連携し、架電元番号へSMS送信を行うオブジェクト

〔設定項目〕
SMS設定選択: 送信するSMS内容をプルダウン選択します。

 

⑥オブジェクトの配置が完了しましたら[保存]を押下してください。

 

「この設定で保存します。よろしいですか?」のメッセージが表示されましたら[OK]を押下してください。

 

⑧「保存しました」のメッセージが表示されましたら[閉じる]を押下してください。

 

コピー

①サイドメニューから[電話]を選択し、上部タブにて[コールフロー]を選択してください。
 
 
 
②コピーしたいコールフローIDを押下してください。
 
 
③[コピー]を押下してください。

  • 最後に保存された状態をコピーします。
  • コピー先コールフローのコールフロー名は「[コピー元のコールフロー名]-Copy」とし、業務は関連付けなしの状態(空白)となります。
 
 
 
 
④「指定したコールフローをコピーします。よろしいですか?」のメッセージが表示されましたら[OK]を押下してください。

 
 
⑤「コピー元のコールフロー名-Copy」でコールフローがコピーされます。編集してご利用ください。
 
 
 

削除

①削除対象にチェックを入れ、[削除]を押下してください。
 
 
 
②「チェック対象を削除します。よろしいですか?」が表示されましたら[OK]を押下してください。
 
 
 
③「削除しました。」が表示されましたら[閉じる]を押下してください。
 
 
 
④一覧からコールフローが削除されたことを確認してください。
 

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